僕らは寄席にも出ているので、落語家さんと接する機会も多いんです。落語を聴いているとよくわかるのですが、ウケてる人ほど余計なことは言わないんです。古くから受け継がれてきた古典落語は話がしっかりしてますからね。ちゃんと稽古を積んできた人は、ネタを信頼している。だから、少々笑いが起きないなと思っても、その時間をじっと待てるんです。
引用元
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/interview/knights_hanawa/4056/2
僕はお笑いが好きでカウンセリングも共通するところは多いと思ってます。
芸人さんの生き方含め、すごく勉強になります。
笑いは『間』だといいますが、茶道や華道も空間というか、間の取り方が大事といいますよね。
僕らの世界でいう『間』とは、何を指すのか?
なんでしょう?
無駄をどこまで愛せるか?、とか
カウンセリングにて、セッションを進めても、発展が起きない、そういう時期があるのです。もう何回も同じような話の展開になってしまっている時もあるのです。これが治療における間、溜めの時期なのかもしれません。
それを100パーセントの失敗と思わず、どこまで大事にできるかが、集中できるかが大事なのかなとも思います。