早稲田メンタルクリニック院長

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カウンセリングは日常生活の延長にあるべきか

 カウンセリングは日常生活の延長線上にあるべきか

 それは治療者の立ち位置によって、この答えは違うものになるでしょう

 

 そもそも、カウンセリングは治療者と患者さんが診察室で行う作業であり、日常生活で話される会話とは質も量も異なります。治療者は基本的には聞くことに徹し、中立的な意見や、無意識の解釈を行います。これは日常生活で話すこととは全く異なる行為です。

 普段周りにいる、身近な友人や家族とは違う価値観をもつ治療者の介入は、患者さんの健康的な部分を刺激し、回復に導きます。

 

 一方で、日常生活と全く異なるものなのか、と言われたら、それも違うと答えるでしょう。やはり、会話のやり取りなどは日常生活の延長線上にあるものだと思います。

 

 日常生活で行われる会話の中で、ふと無意識が顔を出す場面がある。

 そこをうまくキャッチし、解釈していくことが治療者の役目だと思います。