医師としての自分について考えてみますと、やはり都心のクリニックの医師として働くということについて、その役割などについて考えていく必要があると思います。
当院では診療時間が平日夕夜間土日という特性上、学生や会社員の方が多く来られます。なので、当然、「社会」の「流れ」についても知っておく必要があるでしょう。
それはおそらく、郊外型のクリニックや、高齢者が多い地域でのクリニックとは別のものが求められるでしょうし、当然、入院環境を要する病院や、身体疾患の合併症をもつ患者さんの多い総合病院での診療とは違うものが求められることも多いでしょう。
また、精神疾患は時代や文化、社会の影響も受けますので、新旧の知見をあわせて、診療に臨む必要があります。
当院では心理士も多く、心理士との連携も考えながら、診療をしていく必要があると思っています。