近い未来、「専門的なものは除き、おおよそ全ての情報は動画化される」という仮説のもと、2019年12月中旬より見よう見まねでYoutubeを開始しました。
初めのうちは、カメラの前で話すのも緊張し、一方で撮ること自体が目的であり、楽しみでもありました。
開始して3ヶ月が経とうとしてますが、これまでに気づいたこと、これからすべきことについてまとめてみようと思います。
○自分を理解する機会が増えた
喋っている自分を見て「こんな奴なんだな」とわかることが多かったです。例えば、思っていたよりも「明るい」「うるさい」「理屈っぽい」「早口」など。他にも、「言い間違いが多い」とか、「話が飛ぶことも多い」とか。
それ以外にも「自分がやれること」「自分が人生をかけてもやれないこと」など、知ることも多かったです。
うーん、何とも言えないですが、より等身大の自分を理解できるようになった気がします。
○世の中には様々な意見があるが、一貫性がなく、多くの人は未来予測が苦手(むしろ予測そのものをすることがない)
そのまんまですね。
YouTubeが持つ本質的な意味(人類史における歴史的な意味)を考えることなく、なんとなく雰囲気で「あーしたらよい」「こーしたらよい」など言う人が多いんだな、と。YouTubeのやり方を調べていく中で、周辺にいる人たちの意見を見聞きし、そう感じました。
○応援してくれる人、教えてくれる人が結構多い
これもそのまんま。意外と見てくれているんだな、と思っています。
すごい下手な動画ですが、その時その時は全力でやっているのです(これでも!)
○継続する難しさ?
継続そのものは自分のリズムで続けることができるので、組織の仕事をつづけるよりも容易だと感じます。夜撮影してもいいですからね。
脳科学的に「我慢の方が行動するよりも疲労度は高い」と言われてますが、実感しました。
○ビジョンをつくれ
精神科患者さん(日本には400万人もいる)およびその家族、友達に向け「全ての精神科情報を分かりやすく動画で伝える」という理念
これも、変わっていくかもしれませんが、2020年はこの気持ちで頑張ってみようかと思います。
○数字
まずは登録者数1000人を目標にしたいと思います。これは、人数が少ないとチャンネルそのものの存続が危ぶまれるからです(動画削除されるかも)。YouTubeはGoogleが経営しているので、ルールもちょくちょく変わりますからね…。
○方針
診察室での疾病教育で話している内容を中心に順次動画化していきます。具体的には
疾患ごとの説明動画をあげる
薬ごとの説明動画をあげる
本やガイドラインを説明した動画をあげる
○スケジュール
登録者数1000を超える、もしくはこの1年間は、無編集動画と編集動画を組み合わせて行っていく。
無編集動画をとりながら、バズったものを研究し、編集バージョンに取り直していく。
4〜5月は仕事関係の動画を中心にとる
ニュースになった精神科系の話題はできるだけすぐ解説する