少ない大きなメディアから多くの小さなメディアに移行し、例えば患者さんと同じドラマや映画を共有することができず、診察場面で映画やドラマのワンシーンを比喩で用いることが難しくなったように思います。
大きなメディアの力が弱まり、ある種の物語の共有が難しくなったように思います。
それは患者さんに対しても、スタッフに対しても。
このブログも多くの小さなメディアのひとつであり、大きなメディアの力を弱める流れに加担しているわけですが、しかし、憂いていても仕方がないので、こういう形を利用しながら、物語や価値観の共有を進めていければと思っています。