早稲田メンタルクリニック院長

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好きだった旅行に出かける気力もない

好きだった旅行に出かける気力もない
会社員Nさん(43歳、男性)の場合
半年ほど前から会社の経営状態が悪くなったため、リストラで人が減り、仕事量が激増しました。2カ月ほど前から、身体がだるく、休んでも疲れがとれません。朝仕事に行くのが苦痛になってきました。
何とかしようと頑張っていたのですが、その後も調子は悪くなるばかりで、頭もぼんやりして仕事にも集中できません。食事ものどを通らず、体重も1カ月で3kg減りました。夜も寝つけず、眠れても浅い眠りです。明け方にはもう目が覚めてしまいますが、体もだるく眠った気がしません。朝にはとくにこれから始まる一日が長く感じて本当に気が滅入ります。
休みの日には横になっています。友人は「気分転換に旅行でもしたら?」と言ってくれましたが、好きだった旅行も、楽しいと思えません。何もできなくて職場にも家族にも迷惑をかけています。自分を責めてしまい、死んだほうがいいのではと思ったりします。
病院に行ったら、「うつ病」だと言われました。とにかく、仕事のことは忘れて、しっかり休むこと、薬をちゃんと飲むようにとのことです。
今、休職中ですが、最近はだいぶ眠れるようになっています。先生は復職を焦らないようにと言ってくれています。

引用元: https://www.mhlw.go.jp/kokoro/case/case02.html

 

旅行に行くのも悪くないですが、かえって疲れてしまう人も多いです。

なので、焦らずにゆっくりと休みましょう。

うつ病であれば、3か月ほどでよくなる方が多いです。

休養と自然経過でも改善することがありますが、薬物治療を導入した方がより早く、不安感なく軽快することが多いです。